バリアフリーはどんな家でもリフォームできる?
- 2023/04/20
バリアフリーは、古い家でも新しい家でも、どのような家でもリフォームすることが可能です。ただし、リフォーム内容や費用は、家の状態や構造、広さなどによって異なります。
例えば、古民家の場合、建物自体が歴史的価値がある場合があり、リフォーム内容によっては建物の価値を損なってしまう可能性があります。そのため、バリアフリー化をする際には、建物の状態や歴史的価値を考慮した上で、適切なリフォーム方法を検討する必要があります。
また、新築住宅でも、最初からバリアフリーに設計されている場合や、リフォームする前からバリアフリーに改修されている場合もあります。リフォームによってバリアフリー化を行う場合は、専門家に相談したうえで、必要な工事を行うことが大切です。
バリアフリーは、高齢者や身体障害者など、さまざまな人が快適に生活するために必要な改修工事のことで、今お住まいの自宅に設けられた段差や障害物を取り除くことで、自由自在に移動しやすい住環境を作り出すことを目的として行われます。
バリアフリー化が必要とされる一般的な場所は、玄関やトイレ、浴室、キッチンなどがありますが、例えば、玄関には段差解消や手すりの設置、トイレには手すりの取り付けやスロープの設置、浴室にはバリアフリーユニットの設置などがあり、この他にも、床や壁の滑り止め加工、照明の改善、ドアの幅の拡張なども重要なポイントとなります。
バリアフリー化には、建築士やリフォーム会社、専門のリフォーム業者など、専門知識を持ったプロに相談することが重要です。また、地域によっては、自治体からの助成金制度がある場合がありますので、利用することも検討してみてくださいね。