バリアフリー機能は一歩間違えると生活しにくい状況になることも!?
- 2024/05/20
バリアフリー機能は、身体的な障害を持つ人々や体の不自由な高齢者の方に向けた設備です。
日常生活をより快適に過ごすための手すりやスロープ、段差をなくした施工などが導入されます。
しかし、その設計や配置には注意が必要です。
例えば、廊下や階段が狭すぎると車椅子や歩行器を使用する人々にとって通行が困難になる可能性があります。
「手すりを取り付けてかえって車椅子が通りにくくなってしまった」なんてこともありますので、しっかりと計測して無理のない範囲で導入する形が望ましいです。
手すりなどの設備も必要最低限の設置を検討しましょう。
ポイントポイントで設置することを意識しておけば、そこまであらゆるところに手すりがなくても問題ないケースが多いです。
例えば、階段や玄関周りには手すりがあったほうが良いでしょう。
段差がある箇所は転倒や怪我のリスクを高めるため、できるだけ多くの場所に手すりを設置することが望ましいです。
また手すりの高さや形状も考慮し、どのような利用者にも適したデザインを採用することが重要です。
そして実際に設計する際は、本人の意見を聞くことも考慮しましょう。
「この部分に手すりがあった方が助かる」などと本人の意見を尊重した方が、より快適な空間になる可能性が高まります。
バリアフリー機能を導入したリフォームをお考えの方は、弊社までお問い合わせください。