古民家の景観を保ったまま耐震性を高めることは可能?
- 2024/10/18
古民家のノスタルジックは雰囲気は素敵ですよね。
でも「古い建物だから地震が心配」という声もいただきます。
実は、古民家の魅力的な景観を保ったまま、耐震性を高めることができるんです。
まず、内装材の強化から。
壁を解体して、中に構造用合板を入れたり、筋交いを追加したりします。
外から見えないところでコッソリ家を強くできます。
柱や梁の強化も重要です。
古い柱や梁が弱くなっていたら、新しい材木で補強します。
でも、ただ新しくするのではなく、古材と同じ雰囲気の木材を使うことがポイント。
そうすれば、古民家の味わいを損なわずに強度がアップできます。
そして基礎の改修も忘れずに。
コンクリートで基礎を強化すれば、家全体の安定性が増します。
これも外からはほとんど見えないので、景観に影響はありません。
あとは屋根も大切。
重い瓦屋根を軽量の屋根材に変えることで、地震の揺れに強くなります。
最近は、伝統的な瓦の風合いを持つ軽量屋根材もあります。
古民家の耐震改修は、「古きよきものを活かしつつ、新しい技術で補強する」というバランスが大切です。
古民家のリフォームをお考えの方はお気軽にご相談ください。
飛騨近郊エリアにお住まいの方からのご相談が多くなっています。